阿蘇市内牧へ
2016年 05月 02日
阿蘇市へはどうやって行けばいいものか?役場に確認すると「長陽からファームランドへ抜けられます」とのこと。道路復旧の早さに感謝して、県道298号~赤水~目的地の内牧を目指すことにしました。 写真はペンションが集まるメルヘン村。活断層の近くにあったため大きな打撃を受けました。 至るところで土砂崩れが発生。赤土がむき出しになっています。 阿蘇市狩尾。地震直後 ↑ ↑ ↑ ニュースで見た『道路が1.5mほど陥没』した現場です。ハシゴを使って行き来していましたが、 現在は仮舗装され車も通れるようになっています。高速道路といい、驚異的とも言える日本の修復スピードに感動を覚えました。
阿蘇市内牧、目的地の「SNOOP」(ベビー・キッズ&レディースウエア)に到着。 地震から一週間は、支援物資の配布など地域のために活動されていましたが、「商店街に日常を!」と営業を始めることにしたそうです。 お店の一角を赤ちゃんのオムツ替えや授乳、ミルクを作るスペースとして提供。「ママ達が顔を合わせホッとできる場所に」とオーナーの中村さん。私たちがお邪魔した時は親子連れ3組がお買い物中でした。阿蘇市の方もいれば熊本市や産山村から来られた方も。「営業していると聞いて嬉しかった」「気分転換に来た」と、みなさんが笑顔でショッピングされている様子を見て嬉しくなりました。
近くには赤牛丼で有名な「いまきん食堂」があります。行列を見たら地震があったことなんてウソのよう。興味津々で「皆さんどこからいらしたんですか?」と聞くと、「近所」「南阿蘇村から」「避難所から」と。「普段は観光客で大混雑だから、今がチャンスかな?と来てみた」「明日の天気予報は雨だから、気分転換するなら今日だと思って」という声が聞けました。 商店街を走り抜ける自衛隊の車…。みんなが元の暮らしを取り戻すには時間はかかるだろうけれど、外食やおしゃれを楽しむ姿を見て感動を覚えました。内牧に日常は確実に戻ってきています! (写真中央)中村さんは内牧商店街の会長、(写真左)いまきん食堂の今村さんは副会長。陣中見舞いの最後に相方もいっしょに記念撮影(笑) 奮闘する姿にたくさん元気をもらいました。内牧の皆さん、ありがとう!
阿蘇市内牧、目的地の「SNOOP」(ベビー・キッズ&レディースウエア)に到着。
by motorhome88
| 2016-05-02 23:33
| 熊本地震